文鳥の匂いの考察
文鳥はモフモフである。文鳥のすばらしさを挙げると10年はかかるが、今回はニオイについてまとめてみたいと思う。それは無謀な挑戦と呼ばれるものかもしれない。蛮行だろうか、英断だろうか、それはすべて歴史が決める。
まだ正式な研究がされていないが、文鳥のニオイはヒーリング効果があると思う。一方で、高い常習性があるから一説では大〇よりも危険ではないかと一部の文鳥マニアでは危険視されている。私の全身はすでに依存している。文鳥の匂いを嗅がなければイライラしてしまう身体にされてしまった。なぜこうなってしまったのか振り返ってみる。
あれは晩秋の時期だった。一羽の白文鳥を飼い始めた。手乗りで大人しい文鳥だった。小さいアパートの部屋に30過ぎのおっさんと一羽の文鳥の二人暮らしが始まった。
私自身、はじめて文鳥のニオイを嗅いだときは「なんかよくわからないけれど、クセになりそうなニオイだな」と思った。文鳥のニオイを表現する日本語がないため、どのように言えばいいのか悩んだ。悩みに悩み抜いた結果、私がたどり着いた結果はニオイを嗅ぎ続けることであった。
1日1回のニオイをクンクン。ニオイを嗅がれてるときの文鳥の「無」の表情がまた愛おしい。文鳥のニオイはメープルシロップ、コンソメなど様々な意見がある。どれとも違うニオイ。一体どう表現すればいいのか私の終わらない探求は続いた。2年が過ぎた頃異変に気付く。気づいたら家にいるときは1時間に1回はニオイを嗅いでいた。
白文鳥のピジョンに聞いてみた。
オレ「なんでピヨピヨは良いニオイするの?」
彼女は「ピッ!」答えた。
オレ「なるほどね。そういうことか。完全に理解した」「ピッ!」
鋭い読者ならもう気づいているかもしれない。これを書いているとき手には文鳥がおり、まるで私を誘惑するかのように見つめてくる。その目は「ニオイ嗅ぐ?」と言っているに違いない。私はいつ終わるともしれない難解な問題に今日も挑み続ける。
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追伸:水浴び後の「ガツン」とくるニオイがたまらない。
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